サポート情報
研磨の頻度は適切ですか。適切な場合でも、砥石の目詰まりや研磨位置のずれ等でうまく研磨できていないこともあります。砥石の交差量や研磨位置、目詰まりの状態を確認して再度研磨をしてみてください。
ナイフのテンションが緩んでいませんか。研磨によりナイフが細くなると、若干伸びることでテンションが弱まる可能性もあります。適切なテンションか確認してください。
リボンガイド仕様の機械(スライスカッターDS型、サーキュラーカッター等)の場合、ガイドのテンションが足りずうまく切れない場合があります。ガイドのテンションを見直してください。
振れ止めやガイドの内部に切り屑が詰まると、ナイフの走行が安定せずカットに影響が出る恐れがあります。
プーリのベアリングが破損し、芯ずれしながら回っている可能性があります。特に裁断部の近辺のプーリのベアリングが破損した場合、芯ずれの影響は顕著に現れます。ベアリングまたはプーリの交換が必要です。
弊社のプーリは、ナイフがプーリ芯を走るようにクラウン加工を施してあります。クラウン加工が長年使用しているうちに削れてなくなってしまうと、ナイフの走行が安定しなくなりカットに影響がでる恐れがあります。この場合はプーリを交換する必要があります。
ナイフガイドが取り付いている機械の場合は、長年使用しているうちにガイド自体が削れてしまったり、テフロンコーティングがはがれてしまったりしてカットに影響がでる恐れがあります。
また、ナイフのバックアップチップ等を使用している機械については、チップの摩耗によりナイフの背を支えることができなくなり、うまくカットが出来なくなることもあります。
摩耗した部品の交換や、テフロンコーティングを再加工することで直る場合もあります。
ナイフ回転時にゴロゴロ音がする場合は、プーリのベアリングが破損している可能性があります。
金属がすれるような音がナイフ回転中や停止する瞬間になる場合は、振れ止めやガイドが接触している恐れがあります。ガイドの場合は発熱し高温になることもありますので、確認の際は注意が必要です。
研磨の際に異音がする場合は、研磨機のベアリングが破損していたり、研磨機自体が回転で振動したりしている可能性があります。ベアリング破損の場合は交換が必要です。
モーター内部のベアリングが破損した場合も異音が発生することがあります。この場合は新しいモーターに交換する必要があります。
モーターが物理的または電気的に破損している可能性があります。
プーリやボールねじ、LMガイド等のベアリングが破損すると、破損したかけら等が詰まり動かなくなることがあります。前兆でゴロゴロ音等があった場合はベアリング破損を疑う必要があります。
プーリカバーの開放確認や進入感知のセンサーを使用している場合、それらが反応または故障してインターロックが反応してしまい、機械が動作しなくなる可能性があります。
まずはインターロックの信号を確認し、センサーによるものかを判断する必要があります。
ナイフ等に負荷をかけ続けるとモーターまたはインバータにてトリップを起こし、電源が入らなくなります。解除することで再度利用できますが、原因が判明しないと再びトリップが発生する可能性が高いため、原因を探すことが優先となります。
原因が明確な場合はリレーのサーマル解除スイッチを押すか、インバータの場合は電源を入れなおしてリセットします。
制御盤内の電子機器が故障してしまうと、関連する箇所または電動箇所全てが動作しなくなります。内部に使用している部品の交換が必要です。
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